階段を登る・通勤する・家事をする。

運動をしなくても人間はただ生きているだけでカロリーを消費します。

この生活における消費カロリーを「基礎代謝量」と言います。

この基礎代謝量が多ければ多いほど痩せやすいのですが、残念ながら加齢と共に減少する場合がほとんどなのです。

上記の図は「男女の年代別基礎代謝量」を示すグラフなのですが、10代後半を境に急激に減少しているのがわかるでしょう。

10代の頃は何もしなくても1,310kcal減ったにも関わらず、30代になれば1,150kcalしか減らないということです。

それほど食べていないのになぜ体重が増えるのか？

そもそも本当に食べていませんか？

仕事しながらのお菓子やジュースの間食など、意外にも人は様々なものを口にしています。

朝・昼・夕ご飯は少ないかもしれませんが無意識に口にしている食べ物に大きな原因があることも。

また、カロリーが少ないと思っていたら実はかなり高かったという食材もあります。

自分が口にしているものをもう一度見直す必要があるかもしれません。

不規則な生活は、エネルギーが正しく使われないため太りやすい原因になります。

太りやすくなる不規則な生活とは、主に「食事の仕方」と「睡眠不足」です。

食事はいつも同じ時間に摂っているでしょうか？朝食は抜いていませんか？

不規則な生活とは運動不足ではないのかと思うかもしれませんが、やはり食事にあります。

1日3食決まった時間に食事を摂らないと、空腹時に食べ過ぎてしまう可能性も。

また、もう一つ大切なのが睡眠です。

実は寝ている間に非常に多くのカロリーが消費されます。

しかし長時間起きていると、体が活動分のエネルギーを摂取しようと脳に働きかけるため空腹感を感じてしまうのです。

実際にコロンビア大学が32～59歳の男女8,000人を調べたところ、平均7～9時間の睡眠時間の人よりも4時間以下の睡眠時間の人の方が肥満率が73％も高かったそうです。

食事のときに手元にスマホを置いておき、食べた物の名前とできればカロリーも記録します。

この記録も、先ほどご紹介したアプリ「あすけん」が非常に役に立ちます。

というのも「あすけん」は食べ物の名前を入力するだけでおよそのカロリーが記録される大変便利な機能がついているからです。

朝・昼・夕ご飯の3食だけでなく、間食やお菓子の記録も忘れずに。

食事内容と食事方法を見直してみます。

食べている物の中には無意識になんとなく口にしている食べ物があるはずです。

「本当にそれは食べる必要があるの？」と自分に問いかけ、空腹でないならやめてみましょう。

また、ご飯を食べる速度にも注意が必要です。

いつも周りの人より早く食べ終わる場合は、食べ物をゆっくり味わうよう意識して食べてみてください。

20回以上良く噛んで食べたほうがいい！と聞いたことはありますか？

しかし噛むことを意識すると食事が楽しめなくなり飽きてしまいます。

そこで、食べ物を舌によく当てて味わうように食べると自然と噛む回数が増えます。

上記3つのことを実践するだけでも太りやすい体づくりを防げますが、より短期間で結果を出したいならジムでの基礎代謝量を上げるトレーニングが必要です。

正しいフォームでトレーニングをして短期間で結果を出したいならば、プロのトレーナーによる指導を受けた方がより効率的です。

トレーナーとマンツーマンで指導を受けられる「パーソナルトレーニング」がおすすめですよ。

【保有資格】
・NSCA-CPT
・TRX SUSPENSION TRAINING COURSE

【実績】
・千葉県ベンチプレス大会で130kgを上げ、59kg級の新記録を更新

【メッセージ】
その日一番のパフォーマンスを発揮してもらうため、また日常の悩みや目標を最大限引き出すため、常にお客様とのコミュニケーションを大切にしています。一人一人きちんとした方法でトレーニングをすれば短期間で効果が出ますので、パーソナルトレーナーの手を借りてみてください。